北海道へ旅行に行ったならやはりいろいろな観光地をまわりたいですよね!北海道は広い分、各地にいろいろな観光地があります。やはり人気なのは札幌などでしょうか?富良野などもラベンダーが素敵ですよね!
子連れの旅行となると、授乳場所であったり、子どものご飯であったり…気にしなくてはいけないところがたくさん。それでも子どもに楽しんでもらいたいものです。
でもできたら自分も楽しみたい!
そしてできれば安く行きたい!
そんな人にオススメなのが
旭川にある「旭山動物園」です。
名前を聞いたことのある人が多いのではないでしょうか?ペンギンのお散歩などが有名ですよね!定番中の定番といったぐらいに有名な観光地のひとつです。旭山動物園は夏と冬で見られる景色も違っていて、冬はなんと園内が雪道になっているんです!
正直慣れていないと歩きづらさもありますが、雪国にきた!という感じを実感できますよ。夏も冬も違う角度から楽しめるなんて素敵ですね!
そんな旭山動物園の魅力や、観光において気をつけたいところなどご紹介したいと思います!
旭川駅からの行き方は!?バスでも行けるの?駐車場は無料?
まずは旭山動物園へのアクセスをご紹介します。
旭山動物園へのアクセス方法は2つ。車もしくは公共交通機関の利用です。旭山動物園までは標識が出ていて、車でもアクセスしやすいようになっています。レンタカーを借りる人が多いからかもしれませんね。
旭山動物園には無料の駐車場が「正門」と「東門」にそれぞれあります。正門、西門、東門の周辺には民間の駐車場もあります。こちらは有料になってしまうのでできれば園の無料の駐車場に停めたいですね。正門の駐車場には障がい者用のスペースもあり、障がいのある人でも気兼ねなく使えます。
公共交通機関では
・高速バス
・路線バス
の2通りがあります。
高速バスは新千歳空港、札幌駅から、路線バスは旭川駅、旭川空港から出ています。利用する方が多いと思われる旭川駅からのアクセス方法を詳しく見てみましょう!
旭山動物園の公式サイトでは、
「旭川駅前バスタッチの6番のりばから、旭川電気軌道のバス(旭山動物園線41・47番線)が約30分間隔で運行されています。」とされています。
所要時間はおおよそ40分。道の混雑状況によっては前後することもありますよ。
運賃は大人440円なので、子どもは半額の220円で乗車できます。
さらに詳しいアクセス情報は旭山動物園の公式ホームページにも掲載されているので参考にしてみてくださいね。
旭山動物園の営業時間は季節によって変わる!?休園日はあるの?
日本のいちばん北にある北海道。北海道にある動物園はもちろん雪の影響を受けます。そのため旭山動物園では営業時間が3つに分けられています。2019年の開園時間をご紹介します。
①夏期
4月27日土曜日から10月15日火曜日
午前9時30分~午後5時15分
最終入園は午後4時
②夏期
10月16日水曜日から11月3日日曜日
午前9時30分~午後4時30分
最終入園は午後4時
③冬期
11月11日月曜日から(2020年)4月7日火曜日
午前10時30分~午後3時30分
最終入園は午後3時
それぞれ時期によって異なるんですね。夏期の開園時間は長いですが、冬期は短くなっているんです。冬の旭川は気温が氷点下に達することがちょくちょくあるのでその影響でしょうか?
ところで、旭山動物園の夜の姿ってどんな感じなのか気になりませんか?8月10日から8月16日の7日間のみ、夜の旭山動物園を楽しむことができちゃうんです!
この期間は閉園時間が午後9時になるのでいつもの明るい時間に見る動物たちの姿とはまた違った姿を見ることができるんですね~最終入園は午後8時なのでそれまでに入って夜の旭山動物園を楽しみたいですね!
ちなみに旭山動物園にも休園日があります。もちろん決まった期間の休園もありますが、生き物の展示ですから予告なしにお休みになることもあります。さらには雪のすごい北海道。園内での安全が確保できないと判断された場合にも予告なしにお休みになります。せっかくきたのに…!と残念な気持ちになってしまいそうですが、次に来るのを楽しみにしたいですね。
旭山動物園の休園日は、
1. 2019年4月8日~4月26日
2. 2019年11月4日~11月10日
3. 2019年12月30日~2020年1月1日
の3つの期間が予告されています。
いざ!旭山動物園へ!チケットは現地?前売り券?割引券やクーポンがお得!?混雑状況は!?
動物園に入るにはやはり入園券、つまりチケットが必要ですよね。チケットは現地で買うこともできますが、別の場所でも買うことができるんです!
そもそも入園料はいくらなのでしょうか?
・大人(高校生以上)…820円
・小人(中学生以下)…無料
・団体…720円
このように基本的な料金はお安めです。なかなか良心的ですね。
でもやっぱり気になるのはここからさらに安くする方法。
どうせ行くならおトクに行きたい!つて思いますよね。
旭山動物園をおトクに楽しむ!
その1
旭川市民になっちゃおう!
旭山動物園は旭川市民だと入園料が230円も安くなるんです。これはいっそのこと旭川市民になって旭山動物園を楽しみたくなりますね!ただこれはあまり現実的ではないのでオススメはできませんね。
その2
年間パスポートを買おう!さまざまな施設で販売される年間パスポート。もちろん旭山動物園にもあります。旭山動物園の場合「動物園パスポート」という名前で販売されています。
価格は1,020円。え、安い!そうなんです。かなりお得なんですね。通常の入園料は820円なので1年間で2回以上行く人にオススメです。動物園パスポートの有効期限は、最初に利用した日から1年間。ただしこちらは旭川市民もそれ以外の方も同じ値段です。
その3
おもてなし券を使っちゃおう!旭川市内のホテル、旅館に宿泊する人が対象のおもてなし券。値段通常の入園料と変わらず820円。どこがおトクな券なのかと言うと…旭山動物園の2日間の入園券、それに加えて旭川の飲食店で利用できるプレミアサービスがついてくる券なんです。
1日分の入園料で2日間、入園することがうできちゃうんです!2日間かけて楽しむこともできますね。ただし、このおもてなし券注意すべきところもあるんです。旭川市内の旅館、ホテルに宿泊する人が対象なので、それ以外の人は利用できません。
そのため、
・券の裏面に宿泊先の記載がない
・宿泊先の領収書等の証明するものがないという場合にはおもてなし券は無効になってしまいます。使用する前に確認しておきたいですね。おもてなし券の注意すべきところはもう1つ。それは旭山動物園の入園ができる時間に条件があることです。
1日目は12時以降からの入園ができる2日目は12時までに入園するという2つの条件なんです。この条件は1日目と2日目で時間が異なるので注意が必要ですね。入園したあとの時間に制限はないので閉園まで存分に楽しむことができます。
動物園に行くにあたって気になるのは園の混雑状況ですよね。有名な観光稚であるため土日休日はとーーっても混雑します。GWや夏休み、お盆、冬休みに春休み…やはり休日祝日は混雑するんですね。混雑すると入園するための長蛇の列ができます。
私が行ったのは2月末の平日。木曜日に行ってきたんです。開園の1時間前に着くように行きましたが正門の駐車場にはもうすでに車がちらほら…寒かったので車の中で待機していたのですが、公式サイトを見ていると、冬期開園期間中は西門駐車場を無料で利用可能というような文章を見つけ西門駐車場へ。みんなこっちにいたんだ…というぐらい車がいました。雪が結構あったのにもかかわらず、多くの人が動物園にきていたんですね。
その日の混雑の印象としては、
〇外国人観光客が多かった
〇お昼の時間帯がピーク
〇中央食堂もお昼から人が多い
〇閉園時間近くなるとショップが混雑
といった具合で混雑を感じました。
ただ、動物たちを見る分にはあまり混雑しているとは感じなかったので、
・駐車場
・チケット売り場(入園するまで)
・食事をするところ
が大混雑するのかもしれません。なので、入園するまでや食事の時間には気を付けてみるといいですよ~開園時間より早く行って少し待つことや食事を早く(遅く)する覚悟も必要ですね!
旭山動物園には授乳室はあるの!?ベビーカーが借りられるって本当?
子どもとお出かけすると必ず気になるのは授乳する場所があるのか、ないのか!授乳ケープを使うのもいいけどできれば授乳専用の場所で授乳したいですよね。
旭山動物園には授乳室があります。それも1つだけではなく、園内になんと4つあるんです!
①正門横休憩室内授乳室
この授乳室は正門横にある、ZOOキッチンCoCoLo内にあります。和室の授乳室となっていて、流し台、水道、畳、カーテン、暖房が完備されています。
②動物園くらぶ正門売店横授乳室
この授乳室は正門と西門の間くらいにあります。こちらは洋室の授乳室で、ウォーターサーバー、ベビーベッド、ソファ、テーブル、暖房が完備されています。
③中央あざらし館無料休憩所内授乳室
この授乳室は無料休憩所内にあります。洋室で個室が2部屋ある授乳室で、オムツ交換台、電気ポット、電子レンジ、ソファが完備されています。
④やすらぎの森内授乳室
この授乳室はあざらし館の裏側にあります。洋室の授乳室で、ソファベビーベッド2台、流し台、給湯器、冷暖房が完備されています。東門の施設内にも授乳室はあります。この授乳室を利用するには一度園から出なくてはいけません。なので係の人に再入場の旨を伝えて、再入場の紙(もしくはスタンプ)をもらいましょう。
授乳室があるのはありがたいのですが、休憩所や食事場所と併設されているため正直人の声が気になってしまいます。子どもが気になってしまうようでしたら、優しく声掛けなどをしてなだめてあげるといいですよ。
旭山動物園はとても広いので子どもが歩いて見て回るには辛いものがあります。だからといって抱っこ紐はお母さんが辛くなってしまいますよね。旭山動物園ではベビーカーを無料で貸し出してくれるんです。ベビーカーは正門、西門、東門でそれぞれ約100台あります。
ただし、夏期開園期間のみとなっていて、予約もできないので早い者勝ちになります。絶対に利用したいという場合にははやめに入園するのがいいですね。
知っていたらもっと楽しめる!?旭山動物園の歴史!
今や人気の観光スポットの旭山動物園。そんな旭山動物園にも激動の時代がありました。あなたは旭山動物園の歴史はご存知でしょうか?簡単に現在までの軌跡をご紹介しますね!
旭山動物園は昭和42年に開園しました。かなり前からあるんですね。当時から入園料は安くなっていて大人100円、中学生50円、小学生以下10円でした。
「市民に安価な休養施設を」という考えの元で安い値段設定になっていたんです。昭和58年にはなんとジェットコースターが導入されたんです!北海道発上陸のジェットコースター。
長い行列ができ、最高で3時間待ちということもあったみたいです。しかし日本各地に次々と新たに大規模な遊園地が建設されていき、動物園の追加要素であった遊園地への子どもの興味関心は次第に薄くなってしまいました。その後だんだんと客足が減ってしまうのです。
開園後20年を迎えた昭和62年。飼育舎も古くなってきて動物たちが逃げないように緊急補修したことも…予算も遊具にはつくけど動物舎にはつかないこともありました。そうなると来園者はだんだんと減っていきます。飼育員たちは工夫を凝らして動物園をなんとかしようとしますが、なかなかうまくいかない時期が続きました。
そんな中、平成6年。
ワオキツネザルの「メイ」と
ローランドゴリラの「ゴンタ」が
エキノコックス症により死んでしまいます。
この際「飲み水が原因か」という間違った情報が流れたことにより、動物園の信頼は崩れてしまいました。エキノコックス対策の方針を立て再発防止に力を入れましたが、風評被害は収まらずに翌年以降も続き、旭山動物園は閉園が噂されるほどにまで…。
そんな旭山動物園に希望が見えてくるんです。平成6年末には旭川市長が代わり、旭山動物園園長との会談の末に平成9年には「こども牧場」が建設!この年から発行し始めた動物パスポートのおかげもあり動物園に少しづつ客足が戻ってきます。
その後旭山動物園には
行動展示施設「ととりの村」
生態的展示施設「もうじゅう館」
「さる山」、「ぺんぎん館」、「オランウータンの空中放飼場」、
「ほっきょくぐま館」、「あざらし館」、
「くもざる・かぴばら館」、「チンパンジーの森」
などの新施設が建設されたんですね!新施設によって今まで減っていた客足が以前よりも多くの人が来園するようになりました。旭山動物園は未完成です。それは永遠のテーマである「伝える命」に向けて今もなお進んでいっているんです。
旭山動物園の歴史は簡単にまとめると以上になります。もっと詳しいことを知りたい!と思ったのであれば、ぜひ旭山動物園のホールページを見てください。平成27年が最終更新になってはいますが、「旭山動物園ヒストリー」として年ごとにまとめられていますよ!
旭山動物園の見どころといえば!?やっぱり〇〇?
旭山動物園の見どころと言えばなんと言ってもホッキョクグマですよね!大きいホッキョクグマがプールに目の前でダイブするのは見ものです!冬限定のペンギンのお散歩も見ていて癒されますよね~ところで旭山動物園にはどんな動物たちがいるのかご存知でしょうか?動物館ごとにご紹介したいと思います!
①ぺんぎん館
・キングペンギン
・ジェンツーペンギン
・フンボルトペンギン
・イワトビペンギン
2000年9月にオープンした施設。施設内には水中トンネルもあり、360度が見渡せてまるでペンギンが飛んでいるようです!毎年冬の雪が積もったころにはペンギンのお散歩が行われていますよ~ぺたぺた歩くペンギン、とても可愛いです。
②ほっきょくぐま館
・ホッキョクグマ
2002年9月に完成した施設。巨大プールと陸地でそれぞれ違った姿が見られます。陸地のほうにはアザラシの目線でホッキョクグマを見ることが出来る、「シールズアイ」もありますよ!大きな体のホッキョクグマが泳いだり歩いたり…ダイナミックな動きが見られるとラッキーですね!
③あざらし館
・ゴマフアザラシ
・オジロワシ
・セグロカモメ
2004年6月にオープンした施設。北海道の漁港をイメージして作られました。オジロワシとセグロカモメはアザラシの野生での生息環境の再現のため飼育されているんです。「マリンウェイ」という円柱水槽を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか?この水槽はアザラシの泳ぎを観察しやすくしているんですよ。
④もうじゅう館
・ライオン
・アムールトラ
・ユキヒョウ
・アムールヒョウ
・エゾヒグマ
1998年9月に完成した施設。動物をさまざまな角度から観察できます。ちなみに私はユキヒョウを下から見ていた際にちょうどおしっこをするところでした。下から見るときにはおしっこをされないか注意が必要ですね…。
⑤オラウータン舎 おらうーたん館
・ボルネオオラウータン
2001年8月にオラウータン舎が
2005年1月におらうーたん館が
それぞれ完成しました。オラウータン舎は飼育舎と運動場があり、おらうーたん館は屋内運動場となっています。夏の間は飼育舎と運動場の間にある高さ17mの塔を渡る様子が見られますよ!
⑥くもざる・かぴばら館
・ジェフロイクモザル
・カピバラ
2005年8月に完成した施設。ここではクモザルとカピバラが「混合・共生」しているんです!ただ、どちらも中南米に生息しているので寒さは苦手なんです。そのため冬の間は室内展示をしていますよ。
⑦さる山
・ニホンザル
・ニホンイノシシ
1999年7月に完成した施設。
低い位置から高い位置まで、いろいろな位置から観察が出来ます。2019年の夏からニホンイノシシの共生展示を始めています。ゆっくり眺めているとそれぞれのさるの関係性が見えることも…
⑧サル舎
・ワオキツネザル
・アビシニアコロブス
・ブラッザグェノン
2001年8月にリニューアルオープンした施設。
さるの仲間の進化の過程が見られますが、冬の間は見られないので注意が必要です。
⑨こども牧場
・カイウサギ
・モルモット
・チンチラ
・ハムスター
・イヌ
・ネコ
・アヒル
・ハクショクレグホン(ニワトリ)
・ヤギ
・ヒツジ
・ブタ
1997年4月に完成した施設
動物の中で唯一動物と触れ合える施設です。2006年7月には第2のこども牧場も!さまざまなな動物を見て触って体験できるのはとてもいいですよね。子どもの親としてはネコやイヌがいるのも素敵だと思います。
⑩てながざる館
・シロテテナガザル
・キョン
2009年8月に完成した施設。運動能力の優れたテナガザルが存分に動き回れる施設になっています。冬の間はキョンを見られません。テナガザルも寒いのが苦手なので室内展示ですよ。
⑪ホッキョクギツネ舎
・ホッキョクギツネ
2009年5月に完成した施設。ホッキョクギツネの生息地は北極周辺のツンドラや海岸地帯。その環境を再現するために岩場が作られています。夏と冬で毛の違いが見られるので両方観察するのも楽しそうですね!
⑫レッサーパンダ舎
・シセンレッサーパンダ
2007年12月に完成した施設。
レッサーパンダの可愛らしいいろいろな姿を観察することが出来ます。動き回る姿がとっても可愛らしかったです。
⑬小獣舎
・マヌルネコ
・アフリカタテガミヤマアラシ
1979年に完成した施設。
話題になることが多い、マヌルネコを見ることができます!冬の間はアフリカタテガミヤマアラシを見ることができません。
⑭ととりの村
・オオハクチョウ
・コハクチョウ
・コクチョウ
・ヒシクイ
・インドガン
・ハクガン
・マガモ
・カルガモ
・キンクロハジロ
1997年に完成した施設。
網で囲われているため、水鳥たちが自由に飛び回れます。冬の間は見られません。鳥が好きな方は夏にいくのがいいですね!
⑮フラミンゴ舎
・ベニイロフラミンゴ
・ヨーロッパフラミンゴ
・チリーフラミンゴ
1997年に完成した施設。
歩く姿、エサを食べる姿…などを間近で見ることができます。2019年にはリニューアルをしていて、全体が網に覆われているようになりました!これにより今まで見られなかった姿も見られるようになるかもしれませんよ。冬の間は見られないので注意が必要です。
⑯オオカミの森
・シンリンオオカミ
2008年6月に完成した施設。
放飼場は100年前の北海道の自然をオオカミに感じてもらうような施設になっています。運がいいと遠吠えも見られますよ!施設内は観察ホールや、ドーム型の観察場所で間近に観察できます。
⑰エゾシカの森
・エゾシカ
2009年4月に完成した施設。
「オオカミの森」に隣接している施設です。絶滅したオオカミと現在害獣とされているエゾシカ。この問題を昔の北海道の自然を思い出しつつ考える。というコンセプトで作られています。エゾシカが見せる四季折々の姿も見ものです。
⑱北海道産動物舎
・アオバズク
・アカゲラ
・アライグマ
・エゾタヌキ
・エゾフクロウ
・エゾユキウサギ
・エゾリス
・オオコノハズク
・オオワシ
・オシドリ
・オジロワシ
・カワラバト(ドバト)
・キジバト
・キタキツネ
・クマタカ
・コウライキジ
・コノハズク
・スズメ
・ニュウナイスズメ
・ハシブトガラス
・ハジボソガラス
・ワシミミズク
2012年11月に完成した施設。
北海道の豊かさやすばらしさ、外来種問題。さまざまなことを考えさせられます。豊かな自然の中には人間が作ってしまった外来種の問題があるんです。北海道のみの問題ではありませんが考える、意識するきっかけになるといいですよね。一部、冬の間見られない動物がいます。
⑲シマフクロウ舎
・シマフクロウ
・エゾユキウサギ
2010年4月に完成した施設。
完成当時はシマフクロウがおらず、オジロワシの展示を行ってました。2012年に「もうきん舎」から「シマフクロウ舎」へ。北海道の森林をイメージした施設には繁殖ができるように巣を作れる場所があります。
⑳タンチョウ舎
・タンチョウ
2011年4月に完成した施設。
生息地の湿原や湿地がイメージされています。ビオトープにも挑戦しているようで、ドジョウなどの小魚を食べる様子も見られます!
㉑両生類・は虫類舎
・アオダイショウ
・アズマヒキガエル
・イシガメ
・エゾアカガエル
・エゾサンショウウオ
・シマヘビ
・ニホンアマガエル
・ニホンマムシ
2011年4月にリニューアルオープンした施設。
苦手な人も多いかと思われますが、生息しているのはどんな場所なのかなど、理解を深めるきっかけになるといいですね。
㉒チンパンジーの森 ちんぱんじー館
・チンパンジー
2006年8月にオープンした施設。
夏には屋外、冬には屋内で観察ができます。仲良さげに過ごしているチンパンジーに気分がほっこりできましたよ!
㉓トナカイ舎
・トナカイ
ラクダ、ワピチ、トナカイと飼育されている動物が順々に代わっています。「トナカイ舎」になったのは2017年。サンタクロースのお供として有名なトナカイ。子どもも喜んで見てくれると思いますよ!
㉔シロフクロウ舎
・シロフクロウ
元はタンチョウがいましたが、「タンチョウ舎」の完成とともに「シロフクロウ舎」になりました。真っ白な姿は冬の雪に溶け込み、見つけるのが難しくなりますが、夏には逆に見つけやすくなりますよ。
㉕きりん舎
・アミメキリン
・モモイロペリカン
・ホロホロチョウ
2013年に完成した施設。
きりんをさまざまな角度から見られます。子どもにも人気のあるキリン。長い首を生かして餌を食べる様子など見られるといいですね!
㉖かば館
・カバ
・ダチョウ
・イボイノシシ
2013年に完成した施設。
屋内と屋外の放飼場があります。カバのプールは約3mもあるんです!カバは雑学もいろいろあるので面白いですね。かば館の地下ではきりん舎ともつながっていますよ。
㉗クジャク舎
・インドクジャク
2015年にオープンした施設。
元はワシタカ舎したが改築をし、クジャク舎に。冬の間は見られませんが、夏に行くとたくましい姿を見られますよ。
㉘ニワトリ・アヒル舎
・ハクショクレグホン(ニワトリ)
・アヒル
2019年に完成した施設。
元々こども牧場内にいたニワトリとアヒルを新しい施設へ移動したんですね。身近な存在ではありますが意外と知られていない生態が見られます。
㉙北海道小動物コーナー
・エゾクロテン
・エゾタヌキ
・エゾモモンガ
・エゾユキウサギ
・エゾリス
・ホンドテン
2019年にリニューアルオープンした施設。
元々は「小動物舎」でした。季節ごとに見せる表情や姿は可愛らしく、見ていて癒されます。
㉚動物資料展示館・動物図書館
1983年に財団法人日本宝くじ協会の寄贈で建設。1階部分には動物のはく製や骨格標本、2階部分には動物図書館があります。絵本もあるので子どもも楽しめますね!
このように旭山動物園にはたくさんの動物がいるんです。水族館!とまではいきませんが、魚やアザラシもいるため、水生の動物も見られます。動物園に行きながら水族館の気分も…なんて素敵ですね!
さらに旭山動物園には学ぶ場所も多くあります。例えば外来種問題や動物の絶滅についてなど…起こっている問題の大半が人間が原因で起こっています。1人だけが考えても難しいかもしれませんが、動物園を訪れたみんなが考えるとなにか変わるかもしれませんよね。
実際に私は動物園を訪れて、絶滅したオオカミについて考えました。オオカミってふわふわで可愛いんです。そしてかっこいいんですね。絶滅の問題を考える上でオオカミについてなら、子どもにも興味を持ってもらいやすいと思いました。物事のわかる年齢になったら一緒に訪れて考えたいですね!
園内には動物たちそれぞれに飼育員作成の説明があります。それを見ながら観察をすると今まで知らなかったことを発見できるかもしれませんね!
旭山動物園のおすすめ!おみやげや食事は…?
旭山動物園はとても広いです。そのため、見て回るには時間が必要…
私は2月末に行きましたが、足元が滑りやすく、さらには寒い。子どももいたのですべてを回り切れませんでした。入園も開園と同時に。退園も閉園と同時に。それだけ時間を取っていましたが、じっくり見るには足りないと感じますね。
夏になれば開園している時間も長くなるので見られる時間も長くなりますね。しかし、夏は夏のみ見られる動物たちも…事前に園内マップなどでルートを考えておくのもいいかもしれません。見るのには時間がかかってしまいますが、食事もお土産も園内で済ませることが出来ます。
園内には食事ができる施設も、お土産を買える施設も複数あります。そのとき一緒に来ている人の年齢や近くにあるのかなどで決めるといいですね。食事では幼児なら食べられそうという印象です。さすがに乳児の離乳食代わりなどはできないです。お子様メニューもあるので、幼児にはそちらがいいですね。離乳の完了していない乳児と行く場合には離乳食を持って行ってあげるといいですよ!
お土産の中には動物園限定品がたくさんあります。私のおすすめは鼻セレブ。動物園にいる動物デザインの箱なのですが、それだけでも可愛いのに、サイズも可愛いんです。小さいサイズになっているので持ち運びもしやすいです。
2種類あるのでぜひ見つけてみてください!私は2種類とも買ってしまいました…!可愛い限定のグッズを集めたくなりますが、おさいふと相談してくださいね!それぞれのお土産屋さんで異なった品ぞろえになっています。中にはその店舗のみでの販売品も!お土産さんに寄り道しながら園内を回るのもいいですね。
小さい子どもにおすすめなのが、「スタンプラリー帳」です。このスタンプラリー帳は園内に設置されているスタンプが押せるノートです。スタンプを探しに行くのも楽しいですし、スタンプ自体も可愛らしいデザインになっています!ただ、広い園内の端から端…ということも。お母さんお父さんは代わりに行う覚悟が必要です…
お土産は他にもハンカチやストラップ、もちろんぬいぐるみもあります。ふわふわのぬいぐるみも可愛らしいです。ぜひ気に入ったお土産を買ってくださいね!
まとめ
楽しいだけではない旭山動物園。歴史もあり、夢もあり、楽しみも…!今後も変わり続ける動物園には期待も持てますし、なにより楽しみですよね。子どもも大人も楽しみつつ、様々な問題について考える機会にもなる。学べる動物園ってとてもいいと思います。冬に行く場合には園内が雪道になっていて滑りやすいです。
私も滑って転びかけました…。ある程度の整備はしてありますが、やはり雪のすごい北海道。大人でも滑るので、子どもはとくに注意してあげてください。滑り止めのついた靴がいいですよ。さらに冬には見られない動物もいます。全部見たい!という場合には夏に行くことをおすすめします!
北海道に行った際にはぜひ足を運んでみてください!素敵な可愛い動物たちに会えますよ!