ある日突然、望んでもいないのに
「お姉ちゃんなんだから○○できるでしょ?」
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
「お姉ちゃんなんだから譲ってあげなさい」
なんて理不尽なことを言われるようになり、この世の不平等を感じるようになる長女のみんな!すっごく気持ち分かります!
要領よく生きている(ように見える)妹や弟が羨ましくて、なんだか「何で自分はこんなんなんだろう?」とか思っちゃうことありますよね。
そんなあなたなら共感できる「長女あるある」を今回はまとめて10個ご紹介します。
ちょっと切ない⁉「長女あるある 」10!
ただ先に生まれただけなのに、「お姉ちゃんなんだから〇〇しなさい」とか言われても、納得はしていませんよね?
私もそんな一人です。
これを読んで下さる長女の方は、「そう!そう!」と思わず言ってしまいそうな「長女あるある」だと思います。
そうでない方は、「長女ってそうなんだ~」とわかっていただければ良いのかなと思います。
「甘える」の意味がいまいち分からない
恋愛でも人間関係でも「甘える」ってどうしたらいいの?
長女はいつもきちんとした人だと、まわりの人から評価されるような常識のある振る舞いを無意識に心がけている人が多いです。
だから何でも人に頼らずに一人でやろうとします。
「もっと人に甘えていいんだよ」とか言われても、どうしたらいいかイマイチわかりません。
でも、本音では本当は甘えたいと思っている心に気付いて欲しいと思っていたりします。
ちょっと面倒くさいですね。
一方で、ナチュラルに親や他人に甘えることができる弟や妹に対して勝手に腹を立てています。
立ち回りの上手な後輩なんかを見ていても、ちょっとモヤっとしちゃいます。
そして一人では何もできない(ように見える)弟や妹や後輩が、最後にはいいところを持っていく場面を見て理不尽さを感じます。
人に頼るのが苦手なくせに、頼られると頑張っちゃう
人から何か頼まれた時には、率先して動きます。
長女は頼られると頑張っちゃう気質の人が多いんですよね。
人に甘えてばっかりの弟・妹や後輩を見て勝手にイラついているくせに、いざ自分に甘えてきてくれると、ついつい頑張っちゃいます。
長女の人は結局のところ、「この人は私がいなきゃどうしようもないのよ」と思って、あれこれ世話を焼くのが好きです。
でも、どんなに弟・妹や後輩を心配して頑張っても、悲しいことに相手からは感謝どころか結構軽んじられているケースがあります。
弟・妹や後輩からすれば、「頼られて喜んでるのはそっちなんだから」という感じですかね。
悲しい限りです。
面倒見がよく、人の世話を焼くことが好き
時には親の代わりに弟や妹のことを姉として支えてきたという経験から、基本的に長女の人は面倒見が良い「世話好き」な人です。
困っている人を見たらついつい声をかけたくなります。
でも人の世話はよく焼いても自分の事は後回しになりがちです。
子どもの頃から自分のことを後回しにしてしまうことが珍しくない長女は、それが当たり前な感覚のせいで、自分の意見や気持ちを抑えてしまうことがあります。
恋愛に対しても、自分を抑えて男性に尽くしすぎるのが困ったところです。
長女は自分がしっかり者であるべきと思っているので、自立している男性相手であっても付き合いが長くなると、何でもやってあげて当たり前、尽くして当たり前の関係になってしまいがちです。
付き合う男性は甘えて長女に任せるようになり、次第に自分でやらなくなるのです。
長女自身は男性が自分に依存してくると、世話好きセンサーが発動して無下にできず、例えダメだと分かっていても、そのまま相手の世話を焼き続けて泥沼にはまるケースもあります。
周りが求める「いい子」になろうとする
長女は基本的に周りから求められる人物像に近づこうと頑張ってしまいます。
完璧でなければならないという期待やプレッシャーを背負いながら、誰にも心配や迷惑をかけてはならないと強い意思を持って生きています。
割り振られたことは、最後までやり遂げようとします。
また、人に世話や迷惑をかけることを極端に嫌がる性質があります。
ここで人の助けがあれば、どんなに楽かと思うことはあっても、実際にはその気持ちを言葉にしたり、表に出すことができません。
自分の弱い部分を人に見せたがらないんです。
嫌とは言えない、断るのが苦手など、責任感が強い面は相手にとって都合の良い人になってしまうのですが、上司や先生など年上の人からは「いい子」「しっかり者」だと評価してもらえることがよくあります。
考え方が現実的
長女として育った人は「夢はあくまでも夢」と終わらせてしまう特徴がみられます。
大胆な冒険心などは一切ありませんし、非現実的な夢を追いかけるようなことは皆無です。
リスクを背負って夢を追いかけたり、理想を追求するよりは、現実的な生活や将来を描く傾向にあります。
何でも計画的にこなすのが得意
将来設計があるならば、長女の人はとにかく計画的にこなしていきます。
小さなころから両親の大きな期待を背負いながら弟や妹の面倒を見てきた長女は、何でも自分一人で出来るようになろうと努力してきました。
基本的に向上心があり、自身のスキルを磨くことに余念がありません。
それ故、何か物事に取り組む際には事前にちゃんと計画を立て、計画通りに動こうとします。
学校のテスト勉強などもそうですし、大人になってからの仕事も同じで、優先順位を決めてから計画的に作業に取り組もうとします。
計画的に作業をこなすことができるので、職場では「仕事ができる人」と評価されることもしばしば。
将来を見据え、年金・保険・貯蓄などをきちんと考えるのも長女の特徴です。
天よりも高いプライドを持つ
向上心があり、常に努力をして生きている長女は、周囲から軽んじられたり、冗談で卑下されるようなことがあると、いちいち腹を立ててしまう傾向にあります。
「お姉ちゃんなんだから」「お姉ちゃんでしょ」と言われ続けて育った長女には、いつしか「自分はお姉ちゃんなんだから」というプライドが芽生えるようになります。
年上の兄弟が無く、手本にする人がない状態で大人になるので、自分が取り組んできたことへの自信が更にプライドを高くします。
努力家だからこそ、自尊心が高く、プライドも高くなってしまいます。
デキる人として周囲から期待されていればいるほど、プライドは高くなる傾向にあります。
カバンの中身がいつもパンパン
計画的すぎる故、いつも必要以上に物を持ち歩く傾向にあります。
心配症で完璧主義な性格も重なり、どこかへ出かける際には、これも、あれも、それも、あったほうが良いかも!と持ち物が多くなってしまいます。
ちょっとした近所への外出であろうと、カバンがパンパンに膨らんでいることも少なくありません。
「無くても困ったら買えばいい」「誰かに貸してもらえばいい」などと、のんきな考えの弟や妹にイライラします。
さみしがり屋
弟や妹が生まれたことで、両親から受ける愛情の度合いが減ったと感じる長女は、その寂しさを孤独と覚え、さみしがり屋になるのです。
長女はずっと一人で頑張ってきたと感じているためか、急に孤独感を覚えることもしばしば。
自分のペースを守るために一人になりたがりますが、いざ一人になると、頼ってくれる弟や妹がいないので寂しくなります。
一人の時間が必要だと感じながらも、一人になりたくないと思っているのが長女の特徴です。
年上男性に弱い
小さい頃から優しいお兄ちゃんが欲しかったと思っています。
そのためか、長女は年上の男性に弱いです。
優しく頭をポンポンとされたり、なでなでされるだけ、キュンとします。
本当は甘えたいのに、素直に甘えることができない葛藤を抱える長女は、「もし自分にお兄ちゃんがいたら、こんな風に甘えられたのかも」と妄想させてくれる年上男性を好きになりがちです。
まとめ
長女の方であれば、思わず「わかる~」と共感してしまうものもあったのではないでしょうか?
長女ならではの性格や特徴を知った上で、人との上手な付き合い方が分かると、学校でも職場でも家庭でも人間関係がスムーズにいきますよね。
あなたも長女の「頼りになるけどちょっと面倒くさい」特性とぜひ上手に付き合ってくださいね。