これからバイク女子になろうとしているあなたに、是非とも読んでほしい今回の記事。
バイクって雑誌やインターネットでは色々と良い事が書かれているけど、実際どうなの?
あまりにも良い事ばかり書いてあって信用に欠ける!とお思いではありませんか?
確かにバイクにはたくさんの魅力があります。
良く耳にするのは、その魅力は乗ってみないとわからない。という言葉。
でもどんなにすばらしい趣味でも時には困りごともありますよね?
不安や困りごとがあって踏み出せない一歩も、知ってしまえば実は他愛のない事。
今回の記事で不安を払拭し、あなたもバイク女子の第一歩を踏み出しましょう!
バイクが趣味って魅力的!?メリットって??
バイクを趣味にするメリットを語る上で絶対に外せないのが、「バイクはとても不便な乗り物である」という事。
え?ディスってない?と思われるかもしれませんが、この不便さがありバイクの楽しさに磨きがかかるのです。
メカメカしくどこか男性的な厳ついイメージのあるバイクですが、バイクはバイクだけで自立する事すらできません。停車中はライダーの足かスタンドに身を委ね、走行中でもライダーがバランスを崩せば転んでしまう。
自動車と比べるとメンテナンスにも少々気を使わなくてはなりませんし、雨が降れば滑る可能性があり、強風が吹けばバランスを崩しかねません。
旅を支度をしても荷物はかなり選別しないと載せきれませんし、夏は暑く、冬は寒い。
降雪のある地域では「バイクは冬眠」と揶揄させることすらあります。
でも、だからこそ走り出せばそこには非日常の世界が広がります。
エンジンの鼓動を感じ、自分の身体を駆使して運転操作を行う乗り物です。
風を身体いっぱいに受ければ、空気さえも見えるのではないかと思えるほどのダイレクト感を味わえます。
動物の肥料の香りがすれば、「近くに牧場があるのかしら。」なんて思ったり、高速道路を走っているにも関わらず、草の香りに気付けば周りに田んぼが広がっていたり。
クネクネ道を走っているときに、硫黄の臭いがしてくると「今火山を走っているんだ!」と実感する事もできます。
自動車や公共交通機関では中々味わう事の出来ないそんな体験をバイクは待っているのです。
そんな貴重な体験をいつでも思い立ったときにできるのが、ライダーの特権でありメリットです。
バイク女子が語る!女性目線のバイク「あるある」!
バイクのメリットをお伝えしたところで、ここでは実際にバイク女子が語るバイク「あるある」をお伝えします!
「あるある」は読んで字のごとく、バイクに乗る上で必ず経験するものといっても過言ではありませんので、ある種のウィークポイントであるとも言えます。
実は「あるある」をおさえておくとその場に直面した時に右往左往しなくて済みますよ!
女子特有の物も多くお伝えしていきますので、マスツーリング(誰かと一緒にツーリングする事)の時にもスムーズに行動することができます。
ポイントをおさえておけばツーリング仲間にも一目置かれるかも!?
ベテランバイク女子さんは、初心者の頃を思い出して「あるある!」言いましょう!
トイレに時間がかかる
ツーリングで高速道路を使用していると、PAやSAで休憩する場面が良くあります。
女子トイレは男子トイレと比較してトイレの絶対数が少ないこともあり、人気のSA等は女子トイレに長蛇の列ができていることも珍しくはありません。
マスツーリングでは円滑にスケジュールをこなせるよう、出発前ではなくPAやSAに到着したら早めにトイレに行くように心がけましょう!
気心の知れたメンバーとのツーリングであれば、人気のあるSAだけではなく閑散としているPAにトイレ休憩に立ち寄ってもらうようあらかじめお願いするのも一つの手段です。
バイクの引き回しに手こずる
休憩の際にはバイクを頭(前進)から駐輪することがほとんどです。
その場合、出発するときはバック(後退)でバイクを移動させなくてはなりません。
女子と男子では絶対的な体力差もありますから、男子に比べ慎重になって時間がかかることがあります。
その場合はあらかじめバックで駐輪することで、出発時にそのままエンジンをかけて出る事ができてスムーズです。
慌ててしまうと最悪の場合「押しゴケ(引き回し時にバイクを倒してしまう)」や「立ちゴケ(またがった状態の停止時に転倒してしまう)」のリスクもありますので、出発の際に落ち着いて行動するために準備を怠らないようにしましょう!
但し、PAではそれほど多くありませんが、SAの駐輪場では出しやすい様に若干勾配を付けている場所もあります。
その場合、頭から駐輪するのは全く問題ありませんが、バックで入れる場合はバイクが勝手に動いてしまわないように、駐輪時はギアを「N(ニュートラル)」ではなく「1速」に入れてバイクが動いてしまうのを防ぎましょう。
エンジンをかけるときに「N」に戻すのを忘れずに!「N」でないとセルスイッチを押してもエンジンがかからないように安全装置がついているバイクもあります。
クネクネ道等で置いていかれる
これは女子特有というよりはどちらかというと初心者全般に言える事かもしれません。
マスツーリングの台数が増えればそれほど気にならなくなりますが、5台程度のツーリングでたびたび見られる置いてきぼり。
ゆっくりペース派の人もいますが、飛ばす派もいますのでどんどん先に行ってしまうメンバーもいると思います。
ついつい慌てがちになってしまいますが、そんな必要はありません。
自分のペースを守りましょう。
それでも不安な時は、あらかじめゆっくりとしたペースで走りたい旨をメンバーに伝えると良いでしょう。
ある程度飛ばしたいメンバーがいる事がわかっている場合は、リーダー役の人が途中で区切って「〇〇まで一本道だから、そこまで自由に!」といった具合にプランを細かくしてくれるかもしれません。
逆に自分から、あらかじめルートを下調べしておき、「早く走れないのでこの先の〇〇で待っててください!」とお願いするのも一つの方法です。
せっかくのツーリングですから無理をして自分の実力以上のペースで走って転倒するよりも、置いていかれても一人の時間を満喫するんだ!位のゆとりをもって走ることがツーリングを楽しく無事に終えるコツです!
話に若干ついていけない。or話に夢中になりすぎて工程を消化しきれない
男子が多いツーリングメンバーとツーリングに行くときに、会話の話題はもっぱらバイクに関する事。
ルートや乗り方の話なら「あるある!」と話しについていけますが、メカニカルなことになると途端に話についていけなくて少々つまらない思いをしてしまう事も。
そこは女子の包容力で青年を見るような目で一歩下がって相槌をうちましょう。
話に混ざりたいのであれば、雑誌などで最近話題のある車種やカスタム、ライディングテクニックの知識をほんの少しだけ調べてから話に入ると驚くほどスムーズに輪に入ることができます。
逆に女子が主体のツーリングですと、ついつい女子特有の話に花が咲いてしまいうっかり時間が過ぎてしまう事も。
ツーリングを満喫したい場合はそこそこのところで話を切り上げてツーリングに戻りましょう!でも、おしゃべりツーリングって距離は短くなってしまっても意外と楽しい物だったりします。
まとめ
バイク女子目線のバイクの魅力とあるある話、いかがでしたでしょうか。
全て実際に経験した事、バイク女子仲間の交流で話題にあがった事を書かせて頂きました。
月並みな言葉になってしまいますが、案ずるより産むが易し。
乗れるかどうか心配でバイクをためらっているのならば、是非とも今回の記事を読んでライダーへの一歩を踏み出してみてくださいね!