揚げ物は、危険で、面倒だから、家では作らないという方は意外と多いかもしれません。
私も、料理を始めたばかりの頃は、揚げ物をするのが怖くて、なかなか手を付けられませんでした。
しかし、揚げたてのとんかつや天ぷらは本当に美味しく、家でも作りたいと思っていました。
まず、家には天ぷら鍋がありませんでしたので、まずは鍋から買わなければ…
と思っていましたが、揚げ物はフライパンでもできるという話を耳にしたのです。
フライパンで出来るのなら、今すぐに作ることができる!と思い、作ってみました。
通常、天ぷら鍋で作る時よりも、油が少なくてすみ、手軽に料理することができたのです。
今回は、フライパンでの揚げ物のコツを紹介していきます。
自宅で揚げ物をすることを敬遠している方は、ぜひ参考にしてみてください。
とんかつの揚げ方のコツ!フライパンでサクッとジューシーに!
美味しいとんかつが家で食べられる!揚げ方のコツとは!
とんかつというと、外食で食べるものと思っている方がいるかもしれません。
しかし、家で作ることができれば、お安く、美味しいとんかつを食べることができますよ。
いくつかのコツを実践すれば、お店で食べるようなとんかつが、家で作れます。
まず、豚のロース肉を用意します。(とんかつ用と書いてあります)
お肉の白い部分に包丁を入れておきます。
1㎝くらいの間隔で入れましょう。
これは揚げたときにお肉が反ってしまうことを防ぐためです。
その後、小麦粉→卵→パン粉の順に衣を付けます。
フライパンに豚肉の半分がつかるくらいの油を入れ、180度くらいまで温めます。
温度計がない場合は、菜箸を油につけ、箸から気泡が出るくらいの温度というのを目安にしてください。
温まった油にとんかつを入れ、揚げていきます。
コツは少量ずつ揚げることです。
一度にたくさん入れてしまうと、一気に油の温度が下がってしまうので、とんかつの中まで火が通らない可能性があります。
裏返しながら揚げると、上手に揚がります。
うまい唐揚げをカラッと揚げるコツとは!
子供に大人気!唐揚げをカラッと揚げるコツとは!
子供に大人気のおかずといえば、唐揚げです。
最近では、美味しい唐揚げ屋さんが多く出店しているので、唐揚げはできたものを買ってくるという方も多いかもしれません。
しかし、家で揚げると、味の濃さなどの調整もできます。
また、鶏肉はスーパーで安く売られているので、家計の助けになります。
唐揚げをカラッとさせるコツは、衣をまぶす前に水分をふき取っておくということです。
鶏肉には、しょうゆやニンニク、酒などで下味をつけ、もみこんでおきます。
その後、小麦粉で衣を作るのですが、その時に水分をふき取っていないと、仕上がりがカラッとならず、べチャッとしてしまいます。
その後、フライパンで、180度に熱した油に鶏肉を入れていきます。
この時、多くの鶏肉を一度に入れるのはNGです。
少しずつ仕上げていきましょう。
鶏肉を入れてから3分くらいは、肉に触らずに待ちます。
その後、ひっくり返してから中まで火を通します。
最後のコツは、カラッと揚げるため、強火にするということです。
揉みこむしょうゆやショウガの量によって、味が変わるので、自分好みの味に仕上げることが出来ます。
さつまいも 天ぷら コツ
甘くておいしいさつまいもの天ぷら!美味しく揚げるコツとは!
さつまいもは、焼いても蒸しても美味しく食べることができます。
しかし、天ぷらはホクホクサクサクで、また違った美味しさがありますよね。
さつまいもを美味しく揚げるコツは、さつまいもの厚さです。
厚すぎると火が通りにくく、薄すぎると焦げてしまいます。
程よい厚さは1cmくらいです。
これくらいの厚さにすると、フライパンでも上手に揚げることができます。
1cm幅に切ったさつまいもを水にさらし、あく抜きをします。
水気をしっかりふき取って、天ぷらの衣を付けます。
165度くらいの低い温度の油でじっくり揚げ、中まで火を通します。
中まで火が通ったら、油の温度を上げ、表面をカリッと仕上げます。
根菜など、火が通りにくいものを揚げる場合は、最初低温で中まで火を通し、そのあとに油の温度を上げて表面をカラッと揚げるという方法がおすすめです。
また、揚げあがった後に、しっかり油を切っておくことも大切です。
私は、天ぷらの衣に塩を少しだけ入れます。
これは、スイカに塩をまぶしてスイカの甘みを余計に引き出すという理論と同じで、衣に塩を入れることで、さつまいもの甘みがより引き出されるからです。
一度ためしてみてください。
まとめ
揚げ物は買うものと決めている方に、ぜひ試してもらいたいのがフライパン揚げ物です。
油も少なくて済みますので、経済的で、後片付けも楽です。
手軽に揚げ物をすることができるので、料理初心者の方にもお勧めです。
揚げ物をする際に一番怖いのは、油を放置し、温度が上がることによって火災が発生することです。
揚げ物をする場合は、火から離れず、常に見ていることが重要です。
また、水気を完全にふき取ってあげなければいけません。
水気が少しでも残っていると、油がはねてしまい、やけどの危険があります。
注意しながら、お家で揚げ物を楽しんでくださいね。