災害時に最低でも確保しておくべき水の必要な量とは?

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地震や津波、台風といった自然災害はいつ起こるのか分かりませんし、いつ自分の身に降りかかるか分からないものです。現在の日本は南海トラフ大地震がいつ起きてもおかしくない状況と言われており、東日本大震災のような超巨大災害に誰もが遭遇する可能性があります。大規模地震や自然災害はとても怖いものですが、災害を理解して事前に備えておくことは誰にでも可能です。

今回は、災害時に特に重要な存在となる「水」の備えについてご紹介したいと思います。水は人が生活する上で欠かせないものであり、無ければ生きていけません。災害時はライフラインが寸断され、いつものように水道の蛇口から水が出なくなるかもしれません。そういった場合に備え、普段から準備しておくべき水の必要量や、水道水が出ないときにどのような対応をすれば良いのかを紹介していきます。

災害時に確保しておくべき水、一人当たり必要な量はどのくらい?

 

災害時に水は一人当たりどのくらいの量が必要になるのでしょうか。一般的には、食用として大人一人につき、1日3ℓ程度の水が必要と言われていますちなみに、この3ℓという量は食品に含まれる水分も含めた量になりますので、飲料用のみという訳ではありません。

この他に、トイレ、歯磨き・洗面、洗濯などに利用する「生活用水」が一人当たり3ℓ必要であるとされますので、大人一人につき、1日あたり合計約6ℓの水を確保するべきということになります。水道水が止まってしまった場合を想定すると、入浴は難しいと考えられます。入浴の代わりに、濡れタオルで全身を拭くくらいしか出来ないと考えられ、この生活用水にシャワーやお風呂の浴槽に溜める水の量は考慮されていません。

食用・飲料用の水は衛生面を考慮したものでなければなりませんので、災害時の備蓄用としては、未開封のペットボトルの水が最も手軽に準備できる最適の品とされます。

防災用として5年程度の長期保存が可能なペットボトルの飲料水も販売されていますが、防災用品として特別に購入する必要はありません。普段使っている飲料用の水を多めに確保しておき、無くなったときに新しいものを補充する「ローリングストック法」と呼ばれる備蓄方法を採用しておくと、定期的に新しいものと交換ができます。これは気付かないうちに賞味期限が切れてしまうなどの心配がなくなるのでおすすめの備蓄方法です。

食用・飲料用ではなく、トイレに流すための水などは必ずしも清潔な水でなければならないことはありませんので、貯水タンクや雨水などを上手に利用した水の使用が可能です。

しかし、有事の際にタイミングよく雨が降る保証もないですし、夏場などは貯水タンクの水は腐りやすく雑菌繁殖など衛生面での不安が生じます。そのため、できれば1日一人当たり6ℓの未開封ペットボトルの水を家族の人数分は備蓄しておくようにすると安心です。

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水道管への被害が生じるような大規模災害の場合、災害発生から72時間は人命救助が優先され、ライフラインの復旧はその次となります。場合によっては水道復旧まで数日から1週間程度かかってしまうことも想定されますので、6ℓ×家族の人数×10日分の水が確保できればいざという時にも心強いです。

そんな大量の水を確保するスペースは無い!というご家庭の場合は、命を守るため最低でも食用・飲料用に利用できる水の必要量は優先して備蓄しておくようにしましょう。もし、ご家族の中に高齢の方や子ども・赤ちゃんのいるご家庭は水の備蓄に特に注意してください。

高齢者は体内の水分量低下で脱水症状を起こしやすく、また、体調の変化に自分で気付きにくい方が多いです。気付いた頃には脱水症状がすすんでいるケースも多くみられますのでこまめな水分補給が可能なように、十分な量の飲料用の水の準備が必要です。子供も同じく体調の変化に自分で気付きにくいので十分な水分補給が出来るように促す必要があります。

ミルクが必要な月齢の赤ちゃんの場合は、ミルクをつくるためのきれいな水が必要になりますので、十分に備蓄をしておきましょう。

災害時に必要な水は濾過して使用してもOK?

 

災害時に水の確保が難しい場合、河川や湧水、雨水などを濾過して利用することも考える方はいらっしゃるかと思います。

結論から申し上げますと、食用・飲料用には使用しない方がいいです。まず殺菌ができていないので、衛生面での心配があります。

災害時は自分でも気付きにくい体調の変化があったり、栄養の偏りが生じることで普段よりも抵抗力が弱っている場合も考えられますので濾過したことによって一見キレイに見える水でも体調俘虜を引き起こす雑菌がひそんでいる可能性が考えられます。飲んだり調理に使ったりするのはやめておきましょう。

濾過してつくった水はトイレに流したり、土砂などを洗い流す作業用水であれば問題はありませんのでうまく使い分けて活用するようにしましょう。

まとめ

 

今回は、災害時に重要な存在となる「水」の備えについてご紹介しました。人が生活する上で水は欠かせないものです。

災害はどのくらいの規模のものが起きるか分かりませんので、いざという時のために備えるに越したことはありません。日頃の心がけや備えによって、災害が起きた時にも家族や大切な人の命を守ることができる可能性がぐっと高くなります。

大規模地震や自然災害は怖い存在ですが、自分や自分のまわりのためにも常に防災への意識を高めていたいものです。

 

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