離乳食中期で炭水化物やたんぱく質を上手に摂るための簡単料理のコツを紹介します。離乳食初期を通して、お粥やさつまいも、かぼちゃなどのペーストに慣れてきて、1回食から2回食への移行が出来てきたら、離乳食中期に進めていける頃合いです。
初期は食べれる食材が少なかったですが、中期になると、食べれるものも増えてきますし食べさせる量も増えてきます。料理がそこまで好きではないママにとっては、できるだけ負担にならないように作ることが一番です。離乳食作りは大変なので、どうしたら続けられるのか 、私自身も最初は不安でした。
離乳食作りの講習会に行ってみたり、本を買って読んだりと進め方の概要は把握できましたが、実際に作っていくと、これでいいのかと迷うことも!これから離乳食作りの楽なやり方や、まとめ作りの方法をご紹介していきたいと思います。
離乳食中期へ突入!食べられるもの増やしていきましょう!
離乳食中期(7、8ヶ月目)は口をモグモグ動かす練習をする時期です。離乳初期から中期へ移ってよい頃合いは、
・1日2回の離乳食の習慣になれてきたか
・口をモグモグ動かす素振りが見えてきたか
・おすわりが一人でできるか
中期の始めごろは、にんじんなどは柔らかく茹でて2㎜くらいのみじん切りにします。茹でる固さは絹ごし豆腐くらいの固さが目安となります。8ヶ月の終わり頃には、3・4㎜程の大きさにしていきましょう。
中期に入ったら、食べられるものを徐々に増やしていきましょう。たんぱく質の魚だと、初期から通して白身魚(しらす、たら、ひらめ、かれい)に加え、中期からは鮭やツナ缶が食べれるようになってきます。
お肉は、初期にはほとんど使わなかったですが、鶏ササミや鶏ひき肉が食べれるようになります。
※しらすはとても便利!塩分を熱湯でおとしたものを、冷凍して常備していました。
※ツナ缶は水煮を使い、使用前に熱湯をかけて塩分や油を流しましょう。
離乳食中期でたんぱく質など栄養はどれくらい摂ればいい?
離乳食中期の一回の食事に必要な摂取量は
5倍がゆは50~80g、野菜はスプーン2杯分、魚やお肉はをスプーン1杯分か卵1/3。
特にたんぱく質を摂ることが重要で、中でも卵を食べ始めるときには注意が必要です!
卵は離乳食中期から摂り始めるのが良いでしょう。アレルギーの心配もあるので、黄身を小さじ1から始め、だんだんと黄身1個に慣れたら、全卵1/3を試していきましょう。
離乳食中期では、離乳食から摂る栄養は7ヶ月はじめで、だいたい30%くらい。8ヶ月終わりには50%くらいになります。まだ栄養の大半を母乳やミルクからとっているので、離乳食が終わった後には、欲しがるだけあげましょう!
【1日のスケジュール】
授乳回数は1日5回くらいで、量は1日でだいたい200ml。
離乳食の回数は2回。
08:00 離乳食+母乳
12:00 母乳
15:00 離乳食+母乳
18:30 母乳(ミルク)
02:00 母乳
離乳食中期の朝夕2回ごはんで何食べる?時短冷凍ストックで簡単離乳食!
炭水化物、たんぱく質、ビタミンがまんべんなく摂れるメニューを、
と毎日奮闘していました。一回の離乳食は、大体2・3品を目指してと、本なんかには書いていますが、なかなか難しいなと感じていました。
どうしたら負担を感じずに作れるのか?それは冷凍のストックを作っておくことです!
それぞれの具材を離乳食中期用に切ったりほぐしたりして、まとめて10日分くらい冷凍ストックを作ると楽です。中でもミックスベジタブル(にんじん、じゃかいも、大根)を作ると複数の野菜を一気に摂れて便利でした。
冷凍ストックを使って、玉子と炒ったり、炭水化物と混ぜて食べさせていました。
【メニュー】
お粥▶ストックのしらすや白身魚を入れる
うどん▶ストックのミックスベジタブルを入れる
豆腐▶ストックのミックスベジタブルを入れる
市販の粉末コーンスープ▶ブロッコリーやじゃがいもを入れる
楽テクニック!離乳食中期に食べられるものを簡単に作ろう!
- 炊飯器でお粥・食材を炊く
お米を入れた所に、中期用に切った野菜を入れて一緒に炊く。
炊くときは、炊飯器のお粥モードをがあれば セットする。
食材だけ炊くときは、切った食材をアルミホイルに包み、
250ml~300mlの水を入れて炊く。
- 市販の離乳食を使う
お出汁やあんかけなどの粉末やキューブもあるので、
お出汁はうどんなど、あんかけはご飯や野菜にかけたりできます。
- 離乳食を宅配で頼む
5ヶ月からの赤ちゃんの離乳食があるので利用する。
繊維が残りやすいほうれん草が10gずつの 野菜キューブになったものがあるので 、
レンジでチンするだけで使えて便利です!
お粥も30gずつの固まりになっているので、 量の調整がしやすく便利に使えます。
まとめ
私自身、離乳食を作りに慣れるには時間がかかりました。娘には、自然の食材から離乳食を作ってあげたいと初めは頑張っていました。
しかし、疲れたときやストックを切らしているときは、赤ちゃん用のレトルト品を一部使うようにし、 出来る限り冷凍ストックをまとめて作る方法で作ったりすると 、負担も少なくなったと思います。少しでも負担を感じたら、少し違う方法を取り入れてみたら楽になることもあるので、無理せずやっていきましょう!