外で遊びをたくさんした子供は成長する!自然を生かした毎日できる外遊び‼

子育て 学習

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自然の中で外遊びをたくさんした子供たちは生きていく上で大切な力が身についていきます。が、今の子供たちは自然の中で遊ぶ機会が減っています。お母さんにもお仕事があったり、お子さんには習い事があったりで、なかなか時間がとれないですよね。

自然の中の外遊びは、わざわざ山や森に出かけていかなければできないのでしょうか?いいえ、身の回りにも自然はあります。ちょっと気をつけて身の回りを観察するだけで、自然の不思議を感じることができますよ。理科の力も身につきます。

今回は、毎日ちょっとした時間にできる自然を使った外遊びをご紹介します。道具は何もいりません。

子供とできるちょっとした自然の中での外遊び

  • 空、雲、雨、太陽、月、星を見る

朝起きてカーテンを開けた時、保育園や幼稚園のバスを待つ間、園への行き帰り、夜カーテンを閉める時など、お子さんと一緒に空を見てみましょう。

朝焼けや夕焼け、青い空、雲いっぱいの空、ひつじ雲の空、夜の空……空は青ばかりではないことや、雲にもいろいろな形があることに気づくことも、大きな発見です。昼間は太陽が出ているはずなのに、雲が厚い日や雨の日には太陽は見えません。薄曇りの日はレースのカーテンがかかったように、雲の向こうに太陽が透けて見えます。

太陽はお空をお散歩していきますが、自由気ままに動き回っているわけではありません。でも、自分が歩くと、なんだか自分のあとをついてきてくれるみたい。それに、太陽は夜どこに行っているのでしょう?そういう不思議にも気づきます。

太陽のぬくもりを感じてみるのもいいですね。太陽が当たっているところと、日陰を触ってみましょう。夏の日向は熱いくらいですね。お月様がやせたり太ったり、夜だけでなく昼間にも出ていたりすることも不思議ですよね。星空に星座があって、ひとつひとつに物語があることも話してあげましょう。

雨の日には、雨がどこからくるのか考えたり、雨のにおいを感じてみたり、傘に当たったり地面に落ちる雨の音に耳を傾けてみたり、植物が雨を受けてうれしそうにしているのをながめたりしてみましょう。傘を回して水滴が飛ばしてみたり、長靴で水たまりに入ってみたりするのも楽しいですね。

雨上がりには水たまりを観察してみましょう。水面に何がうつって見えますか?水面にうつる太陽はどんな風ですか?小石を投げ込んだらどんな風になりますか?

身近で、大人にとっては当たり前のことでも、よく見るといろいろな不思議や面白さが発見できます。これも立派な自然遊びです。

  • 影で遊ぶ

影にも注目してみましょう。どこにできますか?何かの影に入ったらどうなりますか?影の長さはいつも一緒ですか?影踏み遊びや手でキツネなどを作ってうつしてみるのも楽しいですね。

「影以外のところは踏まないで家まで帰れるか?」挑戦してみるのも面白いかもしれません。影がなくて困ったら?お母さんの影に入れてあげましょうか。

よく晴れた日には「影送り」という遊びができます。自分の影を動かずにじっと見つめたまま10数えます。数えたら素早く空を見上げます。すると自分の影の残像が青い空に白く見えます。

  • 冬は氷や霜、霜柱などで遊ぶ

寒い冬の日には、その時にしかできない遊びをしたいものです。はあっと息を吐いたら白く見えるだけで、お子さんは喜んで何度もやってみるでしょう。

氷が張る時期になったら器に水を入れて外に置いてみるのもいいですね。氷ができたら、氷の上に石を乗せてみましょう。乗せた部分の氷がだんだん溶けて石が氷にめりこんでいって、最後に石は水の中に落ちてしまい、氷には石が通った穴が残されます。氷を通して向こうを見てみたり、地面に叩きつけて割ってみたりするのも楽しいです(割れた氷を踏むと滑りますから、人が通るところは避けてやりましょう)。

浅くて大きな水たまりが凍っていたら、お子さんを立たせて手を引っ張ってスケート遊びもできます。霜がおりた葉をとって、ふーっと息を吹きかけると、はかなくすーっと消えてしまうのも子供にとっては不思議で楽しい遊びです。霜柱はザクザク音をさせながら元気に踏んで歩きましょう。

  • 鳥の声や虫の声、風の音などに耳を傾けてみる。

じっと耳を澄ましてみましょう。車の音、飛行機の音、電車の音、エアコンの室外機の音などの他に、鳥の声や虫の声、風の音、風にそよぐ葉っぱの音、水の音などが聞こえますか?目を閉じると、耳はもっと敏感に音をとらえることができます。

地面やいらない紙に、聞こえた音を描いていくという遊びもあります。ジグザグの線、細かい波線、大きな波線、丸、星など、音のイメージを自由に表現してみましょう。お母さんとお子さんで見せ合うのも楽しいですね。

  • 石や土を観察してみる

石にも、白っぽい石、黒っぽい石、茶色の石、縞模様の石、水玉模様の石、角ばった石、丸っこい石、割れやすい石など、いろいろな石があります。土も、赤っぽい土、茶色い土、黒っぽい土、粒が細かい土など、いろいろです。場所によっても違いますよ。

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ちなみに、砂は鉱物が小さな粒になったもので、土は砂に植物をはじめとする生き物の糞や死骸などの有機物が混ざったものです。つまり土は生き物が住める星にしかありません。

  • 道端の草を観察してみる。

道端に生えている草にも目を向けてみましょう。私は小学校の通学路を選ぶ時にわざと、道端に草が生えていたり、舗装されていない駐車場があったりする道を選びました。少しでも季節の変化や昆虫などに自分から気づけるような子になってもらいたかったからです。

冬はほとんど草が生えていないか、生えていても小さくて地面にへばりつくように生えています。春が感じられるようになると一斉に成長を始めます。背が伸び、葉が増え、花が咲いたり、種ができたりします。冬になって枯れても次の命の役に立っていきます。

生えている草によってはこんな遊びもできますね。オオバコで引っ張り相撲、カヤツリグサの仲間で蚊帳の形を作る、ネコジャラシ(エノコログサ)の毛虫、スギナを使ってどこでつないだか?ひっつきむし(かぎ針などで服にひっかかったり、粘液で貼りついたりする、植物の種子)。

カタバミやゲンノショウコ、カラスノエンドウなどは熟した種が入ったさやをはじけさせるのが楽しいですよ。草笛に挑戦もしてみましょう。

  • 花壇の花や庭先の花、街路樹などにも注目。

人の手がかけられてはいますが、庭先の花や、歩道の花壇に植えられた花、街路樹などからも、四季の移り変わりや、生き物がつながっていることを感じることができます。

季節によってどんな花が咲いて、どんな実がなるでしょうか?紅葉したり落葉したり、冬も緑だったり。どんな虫が遊びに来ますか?畑があったら、いつも食べている野菜がどんな風になっているか、よく観察してみましょう。

  • 小さな生き物に目を向けてみる。

道端の草にも花壇や植木鉢の花にも、集まってくる虫がいますね。アリ、アブラムシ、チョウ、ダンゴムシ、テントウムシの幼虫、クモなど。

アリ、アブラムシ、テントウムシの幼虫がいたら、アリとアブラムシは協力していて、テントウムシはアブラムシを食べる、という関係を観察してみましょう。

アリの巣を観察するのも楽しいです。うちの子はアリの巣を見始めると、砂粒やエサ(甘い物でなく昆虫や植物の種でも)を落としてみたり、別の種類のアリを落としてみたりして、1時間以上動きません。

電線や植物や金網にはクモの巣があるか探してみましょう。「こんな場所にどうやって巣を張ったのかしら?」と思うような場所に大きな巣が張ってあることもあります。クモの巣には獲物がかかっているかもしれません。雨上がりの蜘蛛の巣に水滴がついているところはとてもきれいですよ。

うちの子は小さなチョウやバッタを手で捕まえてきてクモの巣に引っ掛け、クモが目にもとまらぬ早業でさっと寄ってぐるぐる巻きにするのを見て、目をまんまるくしていました。きっとあの光景は一生忘れないでしょう。

ジョロウグモが11月頃に雨に当たらない場所を選んで卵を産んで、その卵を包んだ糸の塊の上でじっと守っているのを見ることもあります。お母さんグモは何も食べずに卵を守りながら、寒さで死んでいきます。

雨の日にはカタツムリが、コンクリートやブロック塀を這っているかもしれません。カタツムリの殻は炭酸カルシウムでできているため、雨の日にブロックやコンクリートを舐めてカルシウム分を補給するのです。

毛虫やイモムシが這っていることもあります。食べ物がなくなって、探しているのかな?蛹をつくる場所を探しているのかな?この子たちは誰の子供?毛虫には毒のあるものがいることも教えてあげましょう。

スズメやカラス、ハトなどがエサを探していたり、ネコがお散歩をしていたりしますね。犬があちらこちらの電柱でおしっこをしていたり。犬がオスとメスでおしっこの仕方が違うことも、子供にとっては不思議です。普段から周りを観察する癖がついていると、鳥が虫を捕まえる瞬間を見ることもあります。

ツバメが巣を作っていたら、巣作りの様子、卵を温めている様子、餌を運んでくる親鳥や、両親を待つヒナなどを観察してみましょう。巣の下に卵の殻が見つかることもあります。思っていたよりもやわらかくてびっくりしました。

巣から出たばかりのヒナをなんとか飛び立たせようと親鳥が一生懸命呼びかけたり、エサを与えたりしているのを見ると、「がんばれ!」と応援したくなります。小さな生き物たちの命の営みや、つながりを思いながら観察してみると、いろいろな発見ができますね。

  • 顔さがし

人は赤ちゃんの頃から、点が3つあったら注目し、顔だと認識するそうです。木の若芽の形、木の幹の模様、葉っぱの穴、雲の形、ブロック塀の模様、家の窓、など、顔に見えるものを探してみましょう。正面からの顔だけでなく、横顔があるかもしれませんし、笑った顔、泣いた顔、怒った顔など、いろいろな顔が見つかります。

  • 公園で遊ぶ

遊具で遊ぶのも楽しいですが、一休みしながら公園の木々や花、草にも目を向けてみましょう。大きな公園だと整備や手入れをしてくださるおじさんがいて、大きなドングリが見つかる場所を教えてくれたり、木の名前を教えてくれたりします。

まとめ

 

私は子供が幼稚園の頃は、家を早めに出てわざと遠回りをして、道端の季節の植物を摘んだり、ドングリを拾ったり、霜柱で遊んだりしながら通いました。そういう時間を子供と過ごしたことは私にとってかけがえのないものですし、子供はお友達から「植物にくわしい」と思われているようです。

車で通りすぎると気づかないものも、自転車で通ると気づいたり、自転車で通っても気づかないものに、歩いて通ると気づいたりします。その発見が何よりも大切です。

忙しい毎日の中に、ほんの5分でも10分でも、たくさんの自然や動植物に目を向ける時間をとるだけで、子供はそこからいろいろなものを吸収していくはずですよ。

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